業界とともに歩んで70年

海事プレス社は2026年6月8日に創業70周年を迎えました。

 

当社が誕生した1956年は、日本が英国を抜いて世界最大の造船建造国になった年に当たります。70年という時を経て、日本は再び造船振興を国家政策として本格的にスタートさせようとしており、縁を感じております。 

 

当社の創業は、通信社の造船担当記者が独立して立ち上げたと聞いております。その後、海運取材を本格化させ、広く海事産業を扱う専門紙として育ってきました。日本海事産業の復興期、成長期、成熟期を業界の皆様とともに歩ませて頂きました。 

 

一般的に専門新聞社は1社1紙の発行が多いですが、当社は複数の媒体を発行しており、特徴の1つになっています。祖業の海事専門紙「海事プレス」に加えて、現在では国際物流専門紙「Daily Cargo」、客船情報誌「CRUISE」なども発行し、「海事」「国際物流」「客船」の三本柱で事業を展開しております。いずれの媒体も業界最多の記者、編集スタッフを擁しています。 

 

フォーラムの運営に携わるなど、多角的に事業を行っていることも特徴的です。国際海事展Sea Japanでの「Sea Japanフォーラム」、今治海事展バリシップでの「バリシップ・フォーラム」などが代表例です。海外では約15年前からシンガポールでフォーラムを開催してきました。 

 

社員数は現在50人超になります。女性社員の比率は6割を超え、記者に占める女性比率も半分程度になります。女性記者が半数というのは一般紙、専門紙を問わず珍しいでしょう。新卒を含めて20代、30代の記者も多く、中高年男性中心の新聞社とは異なる人員構成になっています。 

 

我々の報道スタンスは「業界とともに歩む」です。記事や主張は一方的なものではなく、業界とともに悩み、歩むことを念頭に置きます。記事は原則として対象業界を応援するスタンスで書くようにしています。業界とともに成長、発展していくことが理想です。日本の経済社会に絶対に必要なインフラを担う産業を対象とした専門紙として、情報で業界に貢献していきたいと考えております。 

 

代表取締役社長  中村直樹