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関西支局ブログ

 「大阪のおばちゃん」を筆頭に関西人は日本の中で比較的表現力があり、言葉にもインパクトを持つといわれる。実際、インパクトがなければ気持ちが惹(ひ)かれないし、記憶にも残らない。そのインパクトを出すために、ダジャレが使われることも珍しくない。

 「草食系より大阪府警」。これは、警察官募集のれっきとしたポスターのタイトルである。昨年関東から転勤してこのポスターを初めて見たとき、意味するところがすぐには理解できなかった。「何だろう……」と考え、そしてダジャレであることに気づいた。

 ダジャレが公式なものにも使われている。それに気づいたとき、衝撃を受けた。「そのバッグ 狙ってますよ 後ろ(バック)から」(街角にある看板)、「チカンアカン」(普段よくいく市立図書館内にいくつも貼ってあり、大阪では有名なフレーズ)などである。


 ダジャレではないが、映画とタイアップし、人の目を惹きつける工夫も珍しくない。

 大阪市が職員募集で「君もチャンスをつかめ」というフレーズを、映画の「ワンチャンス」とタイアップして流している。また、財政破たんしたデトロイトで活躍するロボコップが、大阪府警の痴漢撲滅に協力し、「大阪 安全宣言」をうたっている。
 
 こうしたダジャレやタイアップがある中で、どうして出ないのかと不思議に思っていたのが、安倍内閣の経済政策「アベノミクス」をもじったもの。パンチの利いたフレーズを期待していたが、お目にかかれなかった。その代わりに「あべのミックス定食」を食する機会を得た。

                     

 「あべのミックス定食」は、高さ300メートルの日本一高いビル「あべのハルカス」が3月7日にグランドオープンした3月のみの限定版。アベノミクスにちなんだという説明はないが、アベノミクスをもじったダジャレであるのは間違いない。


 
 「あべのミックス定食」「草食系より大阪府警」「チカンアカン」などは関東で暮らしているとお目にかかれない。関西には言葉の面白さがあり、しかも関東に比べ圧倒的に長い歴史を持つ、京都、奈良という旧都があり、楽しめるところである。 (横川)



 

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