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Inner Voice of Web Master


 昨年6月に海事プレス社コーポレートサイトがリニューアルオープンし、それ以来ウェブマスターをやってきました。このほどこの職務を下りることになり、最後の口上を申し上げます。

 ある人が知らない会社を訪れることになり、あらかじめその会社のホームページを見て、少し勉強したりします。それによって、訪れる会社の概要をつかもうとします。

 じゃ、同じような目的で海事プレス社コーポレートサイトを見たときに、本当の海事プレス社像を描けたのでしょうか?

 ウェブマスターという仕事柄、IT・デジタル業界のいろんな方の売り込みを受けます。そうした方達は海事プレス社に少し取り違いをしているかなと思えるところがあります。

 サイトのトップページにはきれいな客船雑誌の写真が並んでいますし、なんか出版社のようだという感覚があるのでしょう。

 でもそれは海事プレス社の一面に過ぎません。ホームページで海事プレス社の全体像を知ろうと思ったら、トップページ左上にある「日刊海事プレス」「日刊CARGO」「CRUISE」などのボタンから、枝分かれした独立サイトをしっかり見なければなりません。

 このコーポレートサイトを製作するときに、サイトリニューアルを委託した製作会社のスタッフからもそんな作り方はないと指摘されました。

 そんな作り方というのは、左上のボタンを押して個々のサイトへ行ってしまったら、せっかく作った新コーポレートサイトに閲覧者がとどまってくれないじゃないかという指摘です。

 確かにそれには一理あります。言っている意味もわかります。しかし、それが海事プレス社です。多岐にわたる分野でガサガサ動き、それらが微妙なバランスの上で均衡を保っているのです。

 この会社の力は、本社のある東京だけではなく、国内、そして海外にどんどん人を出していくこと。そこで見たこと、聞いたことが会社後からになっていることだと思います。

 このホームページにはまだまだ改修の余地はあります。まだまだ情報が足りません。メディアがやっているホームページなのに、ただの会社紹介では面白くありませんし、厚みもありません。

 ホームページを介していろんな人がやってきて、海事プレス社を知り、私たちもさらに発信していく。そんなたまり場みないな場所を提供するところ。そうしたホームページを今後も目指していくことになるでしょう。そしてだれもが面白くて全部のボタンをクリックしてもらえるサイトこそ、メディア企業としての生き残る道を示しているのでしょう。
  この間、上海で行われた物流関連の展示会に参加した。5年ぶりくらいになるが、上海はいつ

行っても発展が目覚ましい。今回滞在したのは上海の中でも後発の浦東エリアだったが、元が

沼地だったところだけに広々とした地域に高いビルやショッピングモールが日本とは違うゆっ

たりさで建っていた。このエリアは夜間でもそれほど身の危険を感じることはない。


  ホテルでは、ロビーのみならず客室でもフリーWiFiだ。パスワードさえ入力の必要がない。

スマホやパソコンの通信はし放題。050の携帯電話もよく通じる。


  しかし、”あっ”と思わず声を出してしまった。グーグル関連のサイトや通信が全く遮断されて

しまうことを忘れていたのだ。


  グーグル検索、グーグルメール、グーグルドライブなどグーグル関連の通信やウェブはうん

ともすんとも言わない。


  アンドロイド・スマホの検索はグーグルだ。検索ワードを入れても全く検索結果が出ない。

音声検索も然り。パソコンでもグーグル検索は動かないので、ヤフージャパンで見たいサイト

を検索するしかない。


  グーグル・メールも全く届かない。届かないと言うよりもメールソフトがグーグルのメール

アカウントに全くアクセスできない。中国からアクセスがあったというグーグル以外のアカウ

ントにメールが届くが、グーグルメールのホームページにアクセスできないので、パスワード

の変更さえもできない。


  最悪なのはグーグルドライブにアクセスできないことだ。時間のあるときにやろうと中国に

持っていた仕事の資料が全く取り出せない。


 逆に言えばこれだけグーグルにがんじがらめになっているということだが、それにしてもこ

の閉塞感には耐え難いものがある。


 フリーWiFiで鷹揚なようだが、締めるところは締める。いかにも中国。これでヤフージャパ

ンや日経電子版のサイトまでつながらないようだと、気が変になっていたかもしれない。いず

れにしても中国ではグーグルにつながらないことをお忘れなく。
 

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KP DATA編集長Kunugiの憂鬱

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